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「22」ひとまず大成功!

YOWLL自主企画1発目、ひとまず大成功でした。

enfants、BADENDBOYS、夕方と猫

ほんとにありがと〜!


YOWLLを始めてライブめちゃくちゃやってみて思ったのは

自分の居場所は自分で作らないと、多分これ用意されてない俺らの席。

ってことでした。

というか、みんなそうなのかもしれないね今は。

インターネットとかSNSとかの台頭でいろんな様子が変わった。

こういうこと書くとほんと33歳になったんだな〜って感じるんだけど笑


自分が経験してきた色んなことはもう全く昔のことになってしまって、今は今のやり方がある。

そして今の空気感があるし、今のバンドたちがいる。

時代は回るのである。

ツアーのたんびにバイト辞めてツアーから帰ってきたらバイト探して。みたいなバンドマンもういないし、ライブがよければ売れる!なんて馬鹿正直に信じてるミュージシャンも減った。

音楽に全部振り切って、着る服もボロボロで小汚くて公園の水道でシャンプーしたりしながらツアー回って。

みたいなバンドマンまじで消えた。

炊飯器楽屋に持ち込むバンドマンとかまじで消えた。

だけど残念ながら俺はどうしても、ポーズだったとしても、音楽に全部振り切ってます!っていう人間をかっこいいと思ってしまうのだ。

そういう世代なのだ。これはもう残念ながら遺伝子に組み込まれてしまっているので変わらない。


「やり方」ってのがなんかあるらしいぜ。ってみんな気付いて、演奏より運営をがんばった方が効率いいじゃんってみんな気付いた。

刀より鉄砲が強えってみんなが気付いたみたいに、ライブよりSNSでバズる方が早え。

ってみんな気付いてしまったのである。

しかしながらバズるっていう現象ってもはや海岸に打ち寄せる波のように、別に中身がどうとかじゃなくってアルゴリズムとタイミングとトレンドと雰囲気との組み合わせがマッチングしたときに起きる現象だと思うので、それを狙えるセンスがある人たちもまぁいるとは思うけれどある程度これは風が吹いて雨が降るようなことだとおもうわけなのです。

さながらゴールドラッシュというか、ある程度地学の知識があれば金脈を探してあたりをつけられるように、バズの金脈を経験値で探し当てる人はいるんだと思うんだけど、それってまぁ音楽ではないよね。とか老害に両足突っ込んで床抜けてるくらい正論で思ってしまうわけです。

ビッグデータの集積で好みの傾向をお勧めされるがまま、ショートの動画をどんどんとスワイプしていったりしているうちに確実に人間はアホになってて、長い文章を読む集中力もなければ感情の機微を読み取るみたいな人間らしい感覚の使い方もできないようになってる気がします。

そういう読解力のない人たちに合わせてどんどんと表現がわかりやすく過激でぬるくなっていってるなと感じるわけです。昨今の風潮。


まぁなんというか、音楽がどうこうというよりはめっちゃ余計なお世話なんですけど

もっといろんな世界があるぜ。っていうことを押し付けちゃってるのかもしれないですね。

人が手に入れることができる情報がある程度もういくつかの場所に集積されていて、その外側に自ら新しいものを探しに行かなくても、その場所で十分一生幸せに楽しめるくらいの情報が集まっちゃってる。

そういう時代に生まれて生きちゃってるわけなんです私たちは。

人生ってのは、なんだかそれでもこれだけ至れり尽くせりいろんなことをAIがお膳立てしてくれても思い通りにいかないもんで、まだそれが救いだなと思うんだけど

これが全部思い通りになっていく仕組みがどうにかして構築されてしまったらいよいよそれこそ不幸だなと思うわけです。

物理的なCDとかレコードとかライブとかの良さっていうのは、情報の連なりを断絶してワープできるというところにあります。

デジタル上だとジャンルでうまく管理されていて、ミスが起きない。

ロックのコーナーにレゲエのCDが間違って置かれていることがない。

目当てのバンドじゃないバンドのライブがものすごく良かった。なんてこと起きない

再生ボタンを押したものしか流れてこないから。

そういう偶然の出会いというのは、デジタルでは起きにくいことなんですね。

今の人は人生を極端に制限されていると思います。

それは演者の方もそうで、「予想外」とか「間違い」とか「想定外」に厳しい人たちが大半の中で

表現活動をしようと思うとどうしても当たり障りのないものになっていきます。

現代に「自由」というものはもうほとんど見当たりません。

そんな現代のライブハウスシーンはもうほんと過渡期も過渡期。

みんなたくましくがんばっててすごいと思います。


なんか、そういう違和感というか、不自由さというのにはみんな薄々気付いていて、だけどどうやって抜け出せばいいかわからないのです。

音楽で食っていきたいけど、仕事を辞めたらそれこそ死活問題だから音楽に全体重かけられない。

そういう人もたくさんいて、だけど全体重一回かけてみないと自分の音楽は自分の全体重を支えられるのかということもわかりません。

どちらにせよ稼がなくてはいけないから音楽を仕事にしなくちゃと考えてすぐにみんな

「やること」を変えようとします。

試行錯誤があまりにみんな大胆なのです。

自分はユリを育てたかったのに、この土壌には合わないしコスパも悪いからひまわりを植えよう。

みたいなことになってる人がたくさんいると思います。

ひまわり育ったけど目立たなくてみんな見てくれないから紫に塗ろうぜ!

みたいなことも頻繁に起きてると思います。


俺が思うのは、ユリを育てる方法を考えて欲しいということです。

そして、綺麗に咲いたユリの花の美しさをただ誇ればいいと思う。

と、それだけの話なのです。


今日「22」のイベントに出てくれたバンドマンはみんな美しい花のようなもので

みんな各々、ちゃんと咲き誇っていました。

不自然さもなく、ただ、自分の色で輝いていました。

俺はそういうバンドが好きです。

そして、そういうバンドが咲かせる花を乱暴に摘み取ったりすることなくみんなで愛でたい。

そういう場所が欲しいなと思います。


世界が価値とか意味とかに取り憑かれている今だからこそ、最新の言語で普遍的な愛を歌えばいいと思うんだ。

最新の言語というのは君自身のことだと思うんだな。


なんか難しい話になってしまったけど

とにかく今日はいい日だったわけです。


YOWLLが呼ぶバンドはいいバンドだけです。

それは俺やメンバーの心の針が触れるかどうか、ただそれだけのことで声をかけさせてもらっているからある意味で間違い無いのです。

どんなビッグデータもかなわない、物理的なワープをライブハウスで起こすためにやっています。

みんなに情報のカゴの外の景色をみて欲しいからやっていることでもあります。

そしてバンドマンにはそのまま咲いていてくれと願っています。

いろんな思いがあって作られた日なので、たくさん人がきてくれてとても嬉しかったです。


乱文、まとまりなく書き散らかしましたが、部分的にでも摘んで酒のあてにでもしてもらえたらなと思います。


さー、眠い。

寝よう。


みんなありがっと!





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